ニベアの青缶と言えば、プチプラなのに優秀な保湿効果で有名ですが、なんと「シミを消せる!」という噂があるようなんです。

結論から言ってしまうとニベアをシミ消しクリームとして使うのはNG!
でも他のスキンケアと併用するシミ予防に効果的な使い方や、ニベアを使うときに気をつけたいポイントなどを解説しているので参考にしてみてくださいね!
そもそものニベアってどんな商品?
今でこそみんな知ってるニベアですが、ドイツの「ドイツバイヤスドルフ社」から発売された保湿クリームで、もともとはドイツのみで販売されていました。
しかしその万能な働きや保湿力の優秀さから、今では世界200か国以上の国で販売されていて、多くの人に愛用されています。
体だけでなく、顔や髪にも使えて便利なので年齢性別も問わずに昔から愛されていますよね。
日本でもドラッグストアに行けば必ず売っているのですぐ手に入り便利です。

ニベアはシミを消す成分がある?
美白成分と言えばその働きは、
- 黒いメラニン色素の無色化
- メラニン色素の生成を抑制
- メラニン色素の排出を促進
などの効果があります。
しかし、ニベア青缶にはそれらの働きを持つ美白成分は、いっさい配合されていません。
という事で結論から言ってしまいますと、ニベア青缶を使って今すでにあるシミを薄くしたり消したりすることは出来ないのです。
では、どうしてニベアがシミに効果ありという内容の噂が流れたのでしょう?
ニベアで今あるシミを消すことは出来ませんが、ニベアには優れた保湿効果があり間接的にシミ対策をすることは出来るんです。
肌は十分に潤いがあると、新陳代謝が活発になりターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)のサイクルが整います。
シミの原因の多くは、ターンオーバーのサイクルが乱れることにより、メラニン色素が排出されずに肌表面に溜まってしまう事です。
ですから、肌が潤うことによりメラニン色素が排出されずに蓄積するのを防ぐ事が出来るんです。
さらに保湿することは肌のバリア機能を高める事にもつながるので、紫外線や摩擦などのシミの原因となる刺激から肌を守り、シミを予防することもできます。
ニベアにプラスで、シミ対策!
ニベアには、保湿成分以外の余計なものが配合されていないため、自分好みの他のスキンケアと混ぜて使う事ができるんです。
中でも人気のニベアにプラスするのにオススメのものを紹介します!
ハトムギ化粧水
ハトムギ化粧水はプチプラなのに優秀で人気の化粧水でニベアとの相性抜群です!
美白成分は入っていないのですが、ニベアでは補えない水分をたっぷりと補給する事が出来ます。
角質層の水分が十分補給できれば、もっちりとしたキメ細かい肌に整います。
ハトムギ化粧水には収れん作用があり、開いた毛穴を引き締め過剰な皮脂の分泌を抑える事が出来ます。
また、クエン酸が入っているので、古くなった角質を除去しやすくしてくれたり、肌の炎症を抑える効果もあるので、ニキビなどもケアできます。

メラノCC薬用美容液
こちらは、メラニンの生成を抑える美白成分の入った薬用美容液です。
ピュアなビタミンCなのに壊れにくく、角質層の奥までぐんぐんしみこむ活性型ビタミンCを配合しています。

ビタブリッドCフェイス
こちらはピュアなビタミンCを約12時間継続的に肌に浸透させる事が出来るパウダーです。
パウダー状なので何にでも混ぜる事が出来るため、ニベアに直接混ぜて塗っている人もいるようですが、オススメの使用法は、化粧水に混ぜてつけた後にニベアで蓋をする方法です。

ニベアを顔に使うデメリットもある?!
ニベアは全身に使える万能クリームです。
しかし、顔に使うことによって生じるデメリットもあるので注意したいポイントをまとめてみました。
肌に残りやすい
ニベアは油分が多いので、水だけでは完全に落とすことが出来ません。
肌にニベアの油分が残っていると、油膜によって化粧水や美容液の成分が浸透しなくなってしまいます。
ニベアを使っている人は、ぬるま湯や洗顔料でしっかり油分まで洗い流してくださいね。
日焼けしやすい
ニベアの油分は、紫外線によるダメージも受けやすくしてしまいます。
日焼け止めをしっかり塗るか、日中の使用を控えるなど注意が必要です。
ニキビが出来やすい
肌には水分と油分のバランスがとても大切です。
ニベアだけでは油分が多いので、バランスが崩れやすくなります。
また、毛穴に詰まった油分が残っていると、アクネ菌の増殖にもつながりニキビが出来やすくなります。
インナードライになりやすい
ニベアは油分がほとんどで、保湿効果に優れていますが水分補給が出来ません。
ですから、洗顔後乾いてしまった肌に使うと表面だけが保湿されて中が潤っていない状態になってしまいます。
必ず化粧水などで水分を補ってから使ってくださいね。
摩擦が起きやすい
ニベアのテクスチャーは固めです。
よって顔に塗りこむ時に摩擦が起きて、肌に刺激を与えてしまいます。
摩擦でメラニン色素を作り出す細胞が活発になると、メラニン色素がどんどん生成されて逆にシミが出来やすくなってしまいます。
ニベアの上手な利用法
ニベアは油分が多いので、使うタイミングが悪いと紫外線の影響を受けてシミやそばかすを増やし、肌老化も促進してしまいます。
日中に使用せず、紫外線の少ない夜に使用するのがおすすめです。
そして、もともとオイリー肌の人や思春期の油分の多い時期は、ニキビや吹き出物を増やす危険性もあるため使用を控えたほうがいいかもしれません。

まとめ
ニベアには美白成分が入っていないので、シミを消すことは出来ません。
しかし、肌を保湿することによってシミを予防することは出来ます。
プチプラでありながら、優れた保湿力で肌質を良くする効果もあるので、タイミングや使用方法を確認して上手に使ってみてくださいね。

本気でシミを消したいならこちらがおすすめです。
\本当にシミに効果があるクリームを厳選/